授業

私が苦手なタイプの文章について(2)

例によって例のごとく、やらなければいけないことはあるのですが、夏のつらさから未だに立ち直れず、諸事低調でなかなか進まない私です。こんにちは。 早く爽やかな五月晴れのゴールデンウィークにならないかなあ。 以下、思い出したので書いておくことにし…

私が苦手なタイプの文章について

例によって例のごとく、やらなければいけない仕事は色々あるのですが、暑さのせいもあってなかなか進まない私です。こんにちは。 早く爽やかな五月晴れのゴールデンウィークにならないかなあ。 いまかりに、次のような算数の問題があったとします。 太郎さん…

YouTube の動画で言及されていました。

www.youtube.com コメントはできるだけ早く、近日中にしたいと思います。

もうすぐ出る本

『認知言語学とは何か』一章書かせていただきました。もうすぐ出ます。よろしくお願いします。

気になる本

こんな本があるなんて知らなかったです。

気になる本

『新しい言語学 --- 心理と社会から見る人間の学』

面白い本を見つけました。

『大人のための国語ゼミ』(野矢茂樹)例によって読み始めたばかりですが、非常に面白いです。書かれていることは認知意味論の観点からも興味深いです。読み終わったら少し詳しくコメントを書く予定でいます。

大学院授業でやっていること

院授業の進行が異様に遅い鴨です。こんにちは! 次回補講です。16週目ですよ!ははは。「遅いのは授業だけじゃないだろう」ですか。ははhそれはそうと、今日は私が大学院の授業で何をやっているか、何を考えてああいう授業をやっているのか、振り返って書い…

『外国学研究87 英語学基礎科目における教授方法の研究』から公開

英語学初学者向けに書いた文章を画像pdfで公開しておきます。「Be Going Toはどのような仕組みで未来を表わすのかについて、たどたどしく考える」「Even Ifに見るEvenの力」 リンク先を図書館のリポジトリに変更しました。(2016-7-23)

この前出た本

本学関係者は研究棟1階の国際交流センターに行けば無料でもらえます。学外のみなさまへの献本送付作業は遅れています。すみません…『知覚と行為の認知言語学: 「私」は自分の外にある』

もうすぐ出る本

見本刷りが届きました。1〜2週間程度で書店にも並ぶと思われます。本学関係者は刊行後、希望すれば無料でもらえるようになる見込みです。(現在審議中、かな?)『知覚と行為の認知言語学: 「私」は自分の外にある』

関西言語学会

3月まで大学院に在籍して私が指導教員をしていた人が、6月に同志社大学で開かれる関西言語学会で発表することになりました。6月9日の日曜日とのことです。depression (気持ちの落ち込み) についてのメタファーについての発表です。概念メタファー論の基…

「手順は実に簡単である」

ここからダウンロードするだけなのであった!http://memlab0.eng.yale.edu/PDFs/1972_Bransford_Johnson_JVLVB.pdf

宇宙人の福笑い

英語の講読の自作教材を改訂中なのです。例によってなかなか進まないけど。講読の授業のわりと最初の方で言うのが、「宇宙人の福笑い」の話。地球で暮らすヒトについてよく知らない宇宙人が福笑いをする場面を(無理矢理でも)想像してみましょう。たとえば…

可能性を感じる人

そしてこれは多分今まで書いてないこと。 大学院に進学したいなあと思っている(気配のある)学部生に対して教員がどういう見方をするか、ということなのですが、これについては、評価「する」側の教員が、2つのタイプに分かれる気がするのです。 + ◎ タイ…

大学院での授業の受け方

ずっと前に別のところに書いたかもしれませんが、ここにもメモしておきます。 ここで想定している授業のスタイルは、私自身が院生として大学院で受けた授業の一つで行われていたものです。学術雑誌に掲載された論文を題材として、学生がその内容を紹介し、担…

まだ見てないけどめっちゃ気になる

見てみました。「伏線を回収しない」タイプのレクチャというか。面白い事実が次々と紹介されるけど、それらはそれぞれ一体どういう意味づけを与えられるべきなのか、あるいは事実と事実の間の相互の関連はどうなっているのか、そういう疑問に答えてくれない…

つづき: 「批判的に読む」ためのお作法

前にもどこかに書いたかもしれないけど、(物騒なメタファーで言うならば)心臓をぶち抜くような批判と、指先を切り落とすような批判、さらには盲腸を切り取るような批判は区別しなければいけません。盲腸は切り取ってもとくに害はないでしょう。指先を切り…

「批判的に読む」ためのお作法

先日のこと。某他大学の院生が指導教官から自分の本を批判するように言われたと言っていたので、それじゃあということで、心がけるべきことを2点だけ申し述べておきました。 + (1) 断片に注目するのではなく、全体の論理構造を見ること。(2) 批判する前に、…

条件/譲歩のifと譲歩のeven ifについて

このところ、実はifとeven ifのことで頭が一杯の鴨です、こんにちは! ちょっとしたきっかけで意味論の授業で取り上げることにして教材をつくりはじめたら、ドツボにはまってしまいました。even ifは意味的に非常にキャラが濃い表現で、先行研究さんで取り上…

``image schema''とは何か?

``image schema''って用語、人によって全然違う意味で使ってるみたいなんだけど、``image schema''って、いったい何!? みたいな疑問をしばらく前までの私は抱いていたのですが、いつの間にか抱かなくなってしまいました。今の私は、これについて次のように…

Lakoff and Johnson が教科書になった。

http://www.shohakusha.com/detail.php?id=b0000000679『メタファに満ちた日常世界』というタイトルの訳はいい訳だと思います。

8月のオープンキャンパスのときの模擬授業

内容をまとめてくださった方がいらしたので、紹介させていただきます。http://togetter.com/li/354342どうもありがとうございました。

認知言語学会

学部(undergraduate)ゼミの学生との共同研究が認知言語学会の個人研究発表枠で採択されました。 + 鷲尾智子(神戸市外国語大学[学部])・本多啓(神戸市外国語大学)「「たて」と「よこ」の決まり方と空間参照枠」http://homepage2.nifty.com/jcla/japanese/2011…

読んだ本

言葉のしくみ―認知言語学のはなし (北大文学研究科ライブラリ) (北大文学研究科ライブラリ 1)作者: 高橋英光出版社/メーカー: 北海道大学出版会発売日: 2010/03/23メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (8件) を見る言語学概論または英語学…

英語の授業と正統的周辺参加?

http://plaza.taishukan.co.jp/shop/product/detail/21104

ゼミ顔合わせ会

和やかな雰囲気のうちに終了しました。

オリジナルな研究とひとりよがりな研究

今日の授業で話したことから。山口治彦先生の新しい本『明晰な引用、しなやかな引用』(くろしお出版)が刊行されました。いただいたばかりなのでまだきちんと読んでいないのですが、目次の項目に「先行研究との対話」というところがあったので、それについ…

学会翌日の院授業は

だいたい学会の話で1コマつぶれます。ま、大学院なので、それでいいと私は思っています。発表内容についてのコメントとか、データの吟味とか、そういうのって、大事だと思います。

知識の呪縛と無知の呪縛

認知言語学に限らず、多くの「入門書」あるいは「概説書」は実際には入門の役には立たない。分かりやすいようにとくわしく説明しようとすればするほど、泥沼にはまる。入門の役には立たないが、分かっている人の頭の整理にはなる。本ではなくて授業とかの場…