結局ただのアフォーダンス

つぎの研究なのですが。

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2010-01/cmu-cms011210.php

そしてもとの論文もちらっとだけ見てみたのですが。

なんか名詞の選択が偏っている気がする。

この研究で取り上げられている名詞は、「人間がその指示対象となるモノとどのように関わるか」が比較的はっきりしているものが多い。そしてその関わり方についての知識が、名詞の意味に組み込まれているという話っぽい。

つまり、名詞の意味構造にはアフォーダンス的な知識が組み込まれている、ということで終わってしまいそうな話だ。

skyとかcloudとか、自然物で「人間がそれとどう関わるか」が想定しにくいもので実験してほしかったと思うのですが。