2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

チャック開いたまま

今日の出勤時、何とも恐ろしいことに、チャックが開いたままでした!背中に背負ったリュックのチャックですが。財布が入っているポケットのチャックですが。走った勢いで財布が落ちたりだれか悪い人に取られたりしていも分からないところでした。電車の中で…

うなずきの理由と帰属理論

今から3年前の話。前任校の学内研究会で研究発表をしたとき、『英語青年』の記事のコピーを配って「能力可能と状況可能の区別は要するに原因帰属なんです」みたいなことを言ったところ、心理学の某先生がうんうんと大きくうなずいていて、それが妙に印象に…

論文は批判的に読んではいけない

論文を読む作業の、少なくとも初期段階は、カウンセリングに似ている、と気づいた鴨です。こんにちは。くわしいことは後ほど。(←関西人だったら「くわしいことは また 後ほど」と書きそうなところ。)http://d.hatena.ne.jp/shunpei/20100306#p1http://d.ha…

さすがにドイツ語は勘弁してほしいのですよ

この本(↓)英訳もしくは日本語訳、ないかな。http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=BA20473144

ということは

理論的な道具立てを勉強することと、事実に対する洞察力を鍛えることは別だ、ということでもあります。事実に対する洞察の力を鍛えないと、理論の道具立ては「記述のための便利なメタ言語」で終わる可能性もある。とくに認知言語学では言語知識のモジュール…

事実に対する洞察と理論的な枠組み

実は生成文法を愛している鴨です。こんにちは。どれくらい愛しているかというと、学部の頃に長谷川欣佑先生の授業を受けて、「このまま生成文法の人として生きていこうか」と思ったくらい。そして院生の頃は、生成文法の人たちに助けられて生きていました。…

観察の理論負荷性

理論を持たない人間が丸腰で事実に立ち向かっても意味のある発見はできないと信じている鴨です。おはようございます。ここ(↓)で言われているような意味での「観察の理論負荷性」という考え方に私が自然になじむことができたのは、学部から大学院初期に読み…

あやつり人形の語用論

「私はカイライではありません!」とか「私がリーダーシップを発揮して」とか言われると、「あ、この人は指導力のないカイライなんだな」という印象を強く持ってしまうのは私だけでしょうか。