2014-01-01から1年間の記事一覧

勇気のある本

後で書きます。

どういうロボットを作るかに現れる…

先日http://d.hatena.ne.jp/shunpei/20140627#p2で書いたように、ロボット研究の目指すものは(少なくとも私の理解では)「人間の頭の働きについての構成論的な理解」です。あるいはもう少し一般的に見れば「ヒトのヒトらしさとは何かについての構成論的な理…

買うことに決めた本!

『ロボットの悲しみ』

唐沢かおり氏論考についての感想

例の人文知の本の話で、唐沢かおり氏の「心はいかに自己と他者をつなぐのか」についての感想です。この論考は他者理解についての社会心理学の知見を概観的にまとめていて、心理学専門以外の人が大きな見取り図を得るにはとても適した文章だと思いました。私…

途中まで読んだ本

例によってやらなければいけないお仕事があるのですが例によって脳調不良で進まないので読みかけの本の話でも書きましょうかね。これです。これ、特に前半は認知に興味ある認知言語学者必読だと思います。まあ「認知言語学」って言ってもいろいろあるわけで…

理論言語学とロボット研究の鏡像関係

ふと思ったのですが、理論言語学(の一部)とロボット研究の研究者(の少なくとも一部)の興味の持ち方の推移というのは、鏡像関係にあると言っていい面があるような気がします。ロボット研究をする人がどういう興味の持ち方からその道に進むのか、私は正確…

認知言語学の入門書

これ、最近出た認知言語学の入門書としては出色の出来だと思います。ここまでいい本に仕上がった理由としては著者の学識の広さと深さの他に、入門書を書くことの怖さを著者が認識しているということが挙げられるのではないかと私としては勝手に思っています…

あっという間に読んだ本

先日社会言語科学会に行った折、都内の書店で見つけて衝動買いしました。面白くていい本です。脳科学というよりは認知心理学と社会心理学。認知のバイアスについて入門以前の人向けに正確にエッセンスをまとめた感じ。これだけの内容をこの字数におさめて説…

他者に心を帰属すること(の一端)について

ずっと前にもどこかに書いたかもしれませんが…自分の行動に何か不適切なところがあったときに、他者から「心構え」のようなものを批判されることがある。「いつまでも学生気分でいるんじゃない」とか、「いつまで若いつもりでいるんだ」とか、そんな感じで。…

ある事故対応マニュアル

実はしなければいけないお仕事がたくさんあるのですが、体調も脳調も不良なのでこの前の続きを書きますね。知る人ぞ知る某事故対応マニュアルについてのコメントです。その事故対応マニュアルは先日書いたタイプのマニュアルの典型例みたいになっていて、作…

事故対応マニュアルの書き方

まったくもってたいへん唐突ですが、私は以前から事故対応マニュアルの書き方に関して一家言あります。今日はそれに関して書いてみたいと思います。以下に書くのは、あくまでも一般論です。というか、色々な事故対応マニュアルに適用可能であることを望みな…

センター試験に関するどうでもいいデータとその解釈

この土日は大学センター試験でした。関係者のみなさま、お疲れさまでした。さて、一部報道によりますと、「センター試験トラブル続発 リスニング、93人やり直し」とのことです。http://www.asahi.com/articles/ASG1L6HDRG1LTIPE01T.htmlこの「続発」したト…

ただしもちろん…

「Bcc: 」で送るのがふさわしい時にはそうしてくださいませ。どういう場合に「To:」に並べるのがよくて、どういう場合が「Bcc:」かは、あらためて書く必要はないと思いますので書きません。(というか今は時間が無い。)ということでよろしくお願いします。

同じものを複数アドレスに送るように指定されているときの、メールの送り方について

「同じものを●さんと■さんに送ってください」と指定されたメールを送るときには、宛先(To: )に●さんと■さんのアドレスを並べて書いて送っていただけると、受け取る■の立場としてはとってもありがたいのです。「●さん宛てのメール」と「■さん宛てのメール」を…