空港で後ろを向いてみる

神戸に戻るときの羽田空港で。

いつものように持ち込み手荷物の検査あんど身体検査をして搭乗口に行ったわけですが、しばらく待っていると、あれ? 搭乗口を大量の人が逆流してきます。

そうなのですね。逆流じゃなくて、到着の人たちなのです。搭乗のときのゲートと、到着のときのゲートは、同じなのです。って当たり前ですか?

ということに気がついたので、私はこれから飛行機に乗る人間だったにもかかわらず、ゲートのそばに(怪しくない程度に)近寄って、そして後ろ向きに立ってみました。

おお、「到着」の文字が見えます。いままで、出発のときに「到着」の文字を見たことはなかったので、(というか、そんなものがあろうなどと意識したこともなかったので)実に新鮮な経験でした。

するとそこで疑問が生じます。出発のときは厳重な手荷物アンド身体検査をするのに、到着のときはそんな検査、しません。それで大丈夫なの? で、気がついたのです。到着のとき、「ここを通ったら戻れません」というゲートがあるのは、これだったのです。これは、一見、「飛行機に戻りたがる変な到着客をブロックする」という感じのものですが、実はターゲットは到着客ではなくて、そとから怪しい人が入ってくるのを防ぐためのものだったのですな。

というなんか、どうでもいい発見をしてしまいました。