大学新設不認可問題について、論点の整理

twitterはやめたはずの私ですが、重要な問題についてのいろいろな人のいろいろな見方をざっと見るには(私にとっては)適しているメディアだと思います。そこで、今回の大学新設不認可問題について考えるために、twitterで見ることができた意見に基づいて、私が理解できた範囲で論点を整理してみたいと思います。

これ、基本的には自分のためのメモです。


◎ 「日本は大学の数が多すぎるから、今回の決定はよい決定だ」という見方に対して

○ 「大学の数が多すぎる」という見方は妥当か。
○ かりに妥当だとして、次の問題はどうなるのか。


◎ 認可の(実質的な)ルールを、後出しじゃんけん的に変更することは許されるのか。

○ 今回の不認可は形式的にはルールに則っているけれども、実質的なルールからは外れているので、手続き上問題がある、という見方。
○ 「近いうち」の総選挙で退任することが確実視されている大臣がこのような大きな決定をしてよいのかという見方。
○ 手続きに足を引っ張られていたらドラスティックな改革はできない、という見方。


文科省の本当の意向はどうなのか。

○ 「大臣がとんでもない暴走をしてくれた」
○ 「これまでやりたくてできなかった路線変更がうまいことできた」


◎ 政権与党の意向はどうなのか。

○ 「とんでもないことをやってくれた」
○ 「支持率浮揚につながる分かりやすい仕事をしてくれた」


以上。

なお、実際にtwitterを見て回ったのは今日ではなくて少し前なので、すでに無効になった問題も混ざっているかもしれない。