中間構文の描く属性

○ 中間構文の描く属性は、人間の行為可能性を通して定位された属性である。 (p.213)

○ 中間構文における属性とは対象に主体的に関わろうとする人間の行為(=能動側の論理)を認知的起源とする。(pp.213-214)

以上、吉村公宏 「中間構文の意味論的本質」 『ひつじ意味論講座 第2巻 構文と意味』より。

クオリアへの言及はなかったように思う。

「属性の連続モデル」が興味ぶかい。(もっとも、私の問題意識は吉村先生の問題意識からは、ずれるかもしれないが。)