期待に応えてくれてありがとう!

太陽のもつ潜在的な可能性を心から信じてきた私です。こんにちは。今日は見事に期待に応えてくれました。http://d.hatena.ne.jp/shunpei/20130126#p3とってもうれしいです。これからもこの調子でお願いします。ほめたからと言って調子に乗り過ぎないでね…こ…

「朝鮮語」「韓国語」「コリア語」「ハングル語」をめぐる謎

基本的に私は上の4つのうちのどれでもいいじゃん、という考え方なのです。つまり「朝鮮語」「韓国語」「コリア語」だけじゃなくて「ハングル語」でもいいんじゃないの? という立場。「ハングル」は文字の名前であって言語の名前じゃないからダメ、というま…

昨日の一部のゲリラ試訳

事物を見た人は知っていることを言葉にすることができ、それによって自分の知っていることを他者に伝えることが可能になる。ただし私の仮説は、世界について言葉で語ることが可能になるには、それに先立って世界について知っていなければならない、というも…

「意識」

上で言ってるawarenessは、ゴキブリにもawarenessはあるけどconsciousnessはどうかな、という感じのawarenessだと思うのです。でもawarenessを日本語で「意識」とするとconsciousnessとごっちゃにして解釈されそうなのでうれしくないのでした。

Gibsonが言語について語っているところから…

たまたま大学院の授業で読んだ文献にGibson 1979からの引用があったので原文を確認したところ、次のような個所が見つかりました。いま私が書いているとある原稿で言っていることといろいろと重なるところがあって興味深いです。というか昔読んだときにはここ…

関西言語学会

3月まで大学院に在籍して私が指導教員をしていた人が、6月に同志社大学で開かれる関西言語学会で発表することになりました。6月9日の日曜日とのことです。depression (気持ちの落ち込み) についてのメタファーについての発表です。概念メタファー論の基…

いろいろと考えて出した今の私の結論

ろうそく問題は機能的固着だけの問題ではない! 機能的固着も少しは関係しているかもしれないけど、それよりもっと大きな問題がある。いちばん大きな問題は、あの課題のオリジナルな提示の仕方では、箱が課題に直接関係している(relevantである)ことに注意が…

「手順は実に簡単である」

ここからダウンロードするだけなのであった!http://memlab0.eng.yale.edu/PDFs/1972_Bransford_Johnson_JVLVB.pdf

「端的に無視する」とは、たとえばこういうこと…

Why Political Ads Don't Matterhttp://www.livescience.com/23268-political-ads-ignore.html

気になる本 (新曜社)

『乳幼児は世界をどう理解しているか --- 実験で読み解く赤ちゃんと幼児の心』外山紀子・中島伸子 著http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1337-2.htm 『パラドックスの科学論 --- 科学的推論と発見はいかになされるか』井山弘幸 著http:…

メトニミーの力

今日3月10日は東京大学の合格発表だったとのこと。そしてすぐ後期試験ですか。合格発表との関連で書かれたこちらのブログに、印象深い一節があったので書いておきます。 http://from-toyama.jugem.jp/?eid=536 ------------ ここから引用 -----------------…

この本も気になります。

『共感する心の科学』(串崎真志著 2013 風間書房) http://www.kazamashobo.co.jp/cgi-bin/search/details.asp?Action=details&BookCode=69C26B579E5E631924405E47ECE207F6

宇宙人の福笑い

英語の講読の自作教材を改訂中なのです。例によってなかなか進まないけど。講読の授業のわりと最初の方で言うのが、「宇宙人の福笑い」の話。地球で暮らすヒトについてよく知らない宇宙人が福笑いをする場面を(無理矢理でも)想像してみましょう。たとえば…

気になる論文2つばかり

○ 「日本語と言語類型」(児玉徳美)http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/lt/rb/627/627PDF/kodama.pdf 主観性に基づく言語類型論に疑問を呈する内容のようです。○ 「文化多元論とレトリックのつながりを求めて: 《フィグーラ》から《認知》へ」 (吉田和久) …

気になる本いろいろ

『なぜか仕事がうまくいく教師の7つのルール』 『マジックにだまされるのはなぜか 「注意」の認知心理学』 『論理コミュニケーション』 『マンガでわかる「ものの言い方」便利帳』 『ネガポ辞典―ネガティブな言葉をポジティブに変換』

「うなづき」の意味

次の論法は正しいでしょうか。 仮想の議論その1 私はその人に一生懸命説明した。その人はいかにも納得したという表情で自信ありげにうなづき、そして「ありがとうございました」と言った。私は、「この人は私の言いたいことを理解してくれたのだな」と思っ…

この本も気になるのですがっ!

この本です。

この本買ってもう一回研究しなおそうかと、かなり本気で思っているのです。

『佐藤ヒロシの英語長文「記述式」が面白いほどとけるスペシャルレクチャー』何を勉強し直すかと言うと…いやもちろん長文読解問題の解き方ではありません。そして英語の勉強の仕方でもありません。問題の作り方です。といっても入試ではなくて、授業でやる問…

「病気と気づかれていない病気」

http://www.astellas.com/jp/corporate/brand/ad/tv/bokuha10-1.php このコマーシャルに出てくる 「世界には、病気と気づかれていない病気で苦しむ人がいるから」 という表現の背後にある「病気」観、というか、実念論的なカテゴリー観が、私には興味深いで…

知識の呪縛についての振り返り方

昨日のエントリーで、知識の呪縛というのは当事者の一人称的な観点からは「端的な無視」の類なのだろうけど、三人称的な観点からは「自覚的な無視」にすり替えられてしまいやすいのではないか、というようなことを書きました。それについての補足です。2点…

知識の呪縛についての語り方

『言語の社会心理学 --- 伝えたいことは伝わるのか』読みました。よい本でした。この本の中で透明性の錯覚とか知識の呪縛とかについて触れられているところがあったので、それとの関連でちょっと思ったことを書いておきます。知識の呪縛というのは短く言って…

共同注意と間主観性的な人

この人の研究ってどんな感じなのかしらん?http://garriyshteynberg.com/

29日朝の不思議現象

+ 朝方のまだ暗い時間、上の階から どん!どん!どん!どん! という音が聞こえて目が覚めたのです。「うるさいなあ。寝てられないじゃないか」という感じで。そして気がつくと、私の布団の中に何かいて、私に覆いかぶさるようになっているんです。そいつが…

気になる本

これとかこんなのとか。

この人たちが芭蕉のあの句を誤解してるかもしれないなんてことは、実はどうでもいいことなんです。

まずはこの人たちがどう解釈しているのかを明らかにして、その解釈にひとまず乗っかったうえで、考えるのです。http://benjamins.com/#catalog/journals/etc.5.2.01swe/detailsこの人たちの言っていることが概念メタファー論に対してどういう意味合いを持つ…

最近の公務員批判に思うこと

公務員の駆け込み退職が批判を浴びる今日この頃、みなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。さて、周囲を見渡しますに、最近の公務員批判に敏感かつ的確に反応して行動パターンを変化させているように見えるものがひとつあります。それはまことに…

読むかもしれない本

これも読んだほうがいいのかしらん。『言語の社会心理学 --- 伝えたいことは伝わるのか』 (岡本真一郎、中公新書)

読んだ本

今日は京都の研究会にお邪魔しにいくか家で仕事をするか迷った挙句、第三の選択肢として家で本を読んでしまいました。ま、いいや。 『学問の技法』 (橋本努、ちくま新書) 「研究」「方法」ではなくて「学問」「技法」である辺りにまずこの本の立ち位置が現れ…

埼玉県の教員退職問題

許しがたいですな(←どっちが?)神戸で暮らす埼玉出身の私ですが、前任校からこちらに移ってくるとき、当初は「10月1日から」という話でした。なので今回の問題、その意味でも他人ごとではありません。# 実際にはあ〜してこ〜して最終的に3月末の退職・異…

ヒトの居場所

ふと思い出したこと。黒板の左端に「オランウータン」と書いて、右端に「チンパンジー」と書いて、間に「ゴリラ」と「ボノボ」を書いて、「さあ、生物の系統的には、人間は オランウータン と チンパンジー の間のどこに入るでしょう」と聞く、というイタズ…